通販サイトなどで気に入った壁面収納を購入したが、家に届いた荷物を見て、心が折れそうになったという人も多いでしょう。
小さな家具ならまだしも、壁面収納となると大きな面積を占めるため、組み立てにもぜひ守らねばならないポイントがあります。
意外な落とし穴が、組み立てには広いスペースが必要だということ。
ましてや天井までの高さのある壁面収納の場合、設置しようとする壁の高さ×幅以上のスペースがないと上手く組み立てられません。
十分な場所がないのに無理に組み立てようとすると、浮かしてネジを止めたりしなければならず、完成した家具が歪んでしまうということも。
床がフローリングだった場合は傷つきやすいので、毛布を敷くとか、養生が大切です。
組み立てた家具を起こすのは大人一人では無理な場合があります。
特に女性一人では難しいので、家族や友人などに助っ人を頼むといいでしょう。
「組み立てるのが苦手」という人を見ていると、組み立て説明書をちゃんと読まないという人に多いようです。
じっくりと読んで、パーツの不足がないかを確認し、作業手順を頭に入れておきます。
気をつける点は、板の上下や裏表を間違わないこと。
ネジも数種類あったりしますから、適当に穴に入れてしまうと強度不足や貫通などのトラブルにつながります。
木製ダボなどは木工ボンドで固定するケースが多く、間違えると位置を変更できないので要注意です。
でも、上手く組み立てられて、部屋に収まった壁面収納を見ると、苦労も吹き飛ぶでしょう。
また、収納小町というブランドが提案している、家具と天井をつっぱり板で固定する壁面収納もおススメです。
ミリ単位での要望ができますし、設置も商品を並べてボルト連結するだけ。
リフォーム費用の半額程度で実現できます。
その他、無印良品のスタッキングシェルフなど、簡単に組み立てられて美しい仕上がりも見逃せません。